著者 ミニマリストTakeruさん
貯まらない生活はイヤだー ということで、こちらの本。
ミニマリストさんが書いた本なので、片付け系の捨てるお話が多いかと思いきや「考え方」や「生活の見直し」についてなど、モノ以外のお話が多かったです。
「人生」「時間」「お金」について。
7つの章からなっており、ぜひ生活に取り入れたいと思ったものをご紹介します。
1、失敗と挫折に学ぶ「お金に支配されない生活」
・何を始めるにしても、まず最初に「減らすこと」を考える
・安易なお金儲けではなく、お客様を喜ばせ、感謝や応援の対価としてお金をいただく。
・買いたいと思っているものは「労働時間」「大切な命(時間)」を差し出してまで欲しいものか?
・自分にとって「本当に必要なもの」だけを持つ
2、ミニマリスト生活がお金の流れを変える
・自分の夢と関係ないモノ、理想のお部屋にふさわしくないモノを手放す
・そもそも買う必要があるのか。家であるモノで代用できないのか
3、ミニマリストになってわかった「お金の意味」
・「お金が足りない」という不安や恐怖を感じる場合、
「これだけあれば十分幸せだ」と思える金額を明確にし、「安心できるレベル」まで生活水準を下げる(モノを減らし、本当に生活で使うモノがわかれば、これ以上買い物をする必要がなくなり、大きな節約となるだろう)
・今あるもので生きていけることへの気づき
4、お金に振り回されないマインドづくり
・自分にとっての幸せは、何があれば十分だと感じるか?
・運命を変える第一歩は「心」
休みの日だけでも、時短生活ではなくスローライフをしてみよう。
丁寧に心を込めて、1つ1つの動きをゆっくり。当たり前のことに目を向ける。
「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」
・時間に振り回されると、お金にも振り回される。
時間が足りないと、お金で時間を買おうとしたり、ストレス発散で出費が増えたり。
・人生がうまくいっても、成功しても、謙虚に感謝をし続ける。
たとえ今手にしているお金が少なくても、それは誰かが働いて出回ったお金で、そういうお金が巡り巡って豊かになっていく。
お金をいただくことを当たり前だと思わず、どんな思いで受け取り、どんな思いで手元からお金を出すかで、心の豊かさはもちろん、将来の経済的豊かさに繋がっていくことを忘れてはいけない。
5、未来のお金を増やす「⚪︎⚪︎投資」という考え方
・感動することに積極的にお金を使う。
お金は「楽しいところ」「人の心を動かすところ」に集まってくる
・憧れの人はどんな才能があり、どんなところが魅力なのか?
その人たちから学んでみたいことを書き出してみる。
・チャンスを掴むには「行動力の速さ」がものを言う・
経験が浅いうちは、仕事が遅いのも無理はないが、スタートが遅いのは致命的。
仕事の速さは「能力」「経験」の問題だが、スタートが遅いのは「姿勢」の問題だから。
・人間関係を築く上で大事なことは、
「信用」過去の実績や活動に基づいて、その人を信じること。
「信頼」その人の未来を信じて期待すること。
それが「チャンス」や「応援」に変わるから。
・「環境があなたの未来を変える」といっても過言ではない。
人生が辛いのならば、住環境、人間関係、仕事を変えてみる。
・挑戦にお金を使う。
一番つまらないのは、失敗を恐れて何もできずに終わってしまう人生ではないか。
夢中にはって挑戦している時が何よりも楽しく、ワクワクするはず。
6、時間の使い方を変えればお金は増える
・「時間持ち」が結果的に「お金持ち」になる
自己成長や自己実現のために使える時間を生み出す。
・早起きする(そのために、今日早く寝る/朝日を浴びる/朝シャワー/換気)
・朝、起きてから2〜3時間の、疲れていない脳はパフォーマンスは高い。
・「朝の時間に何をしたいか」明確にし、時間を有効に使う。
・時間に余裕があるぶん、自分のために時間を使える。
7、人生を変えるミニマリスト思考法
・これからの人生を、命を、時間を、何に使いたいのか?
・夢を持つことに遠慮しない、夢を忘れない。
夢には人を行動に駆り立てる力がある。
<ひとこと感想>
情報も物も溢れている中で、「あれもこれも」と気が散ってしまいがち。
「自分は何をしている時が幸せなのか?」を明確にし、それに向き合うための時間をつくろう。
まずは、早寝早起きからやってみようと決めた。